ノンフィクション

2012
04.09

沖縄に住む、あるおじいさんとおばあさんのお話です。

ある日、おじいさんは、友人からおいしそうなウサギをもらって来ました。もっと大きくして食べようと、ウサギのためにおうちを作り、毎日餌をあげました。

ある夜、ウサギがトービラー(ゴキブリ)に悩まされているのを見ました。そこで、電子ゴキブリよけ装置を買ってきて、うさぎ小屋に取り付けました。装置をつけた後は、ウサギはゴキブリに悩まされることなく、すやすや、寝ていました。

まいにち大事に育てているうちに、おじいさんは、ウサギを食べるのを忘れていました。ウサギは、食欲を満たすための肉のかたまりではなくなったのです。もう、かわいくてかわいくて、仕方がありません。

「かまりんなー(食べられない)。」と、ウサギをかわいがるおじいさんを見て、おばあさんは、つぶやきました。

本当にあった話です。

Sandcrab

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